平成23年8月号 №142 峰丈流 護身武道
押忍!
 まだまだ日中の日差しは厳しい今日この頃、子ども達は夏休みも明け、また新たな気持ちで二学期をスタートさせた事だと思います。
季節の変わり目ですが、栄養と睡眠をきちんととり、そして日々の稽古でしっかり体を動かし、いつも元気いっぱいで過ごしていけるようにしましょう!

                                                                            押忍!

☆9月・10月の予定☆

【9月】
11日 「関東地区 後期直伝」(第3回目)
18日 「信州地区 後期直伝」(第3回目)
25日 「第八回 空手道選手権大会」                  
【10月】
16日 「信州地区 後期直伝」(第4回目)
23日 「関東地区 後期直伝」(第4回目)



☆恒例!すばらしき仲間達演武会☆

 海の日の7月18日(月)、諏訪市湖南にある老人保健施設「すばらしき仲間達」にて、演武会を行いました。施設の皆さんにとても好評で、今回が3回目となりました。
 総本部・女子部・永明・玉川・中洲教室から稽古生が集まり、基本・約束組手・型・試割り、そしてミット打ちでは、稽古生だけでなく職員の方も挑戦!観るだけでなく、実際に体験してもらいました。皆で声をそろえて少年訓唱和をした後は、お爺ちゃん、お婆ちゃん一人一人と握手をしながら感想をお聞きして充実した演武会となりました。




☆後期信州直伝(第1回目)

 7月17日(日)後期、第一回目となる信州直伝が総本部道場にて行われました。
 内容は「礼節」の学科で、その他にも、空手における「立ち方」や「技」、峰丈流の「理念」、大会での「意義」など、普段では聞く事の出来ないことを宗家・最高師範・範士師範に教えて頂き、稽古生は一生懸命にノートに書き留めていました。



2011 KOMA夏

 723日(土)に駒ヶ根市の夏祭り「2011 KOMA夏」が行われました。今回も峰丈流からは、年長~中3までの駒ヶ根地区の子どもたちが集まり、KOMA夏のオープニングとして空手の演武を行いました。
 はじめに、全員で基本技を抜粋して手技・蹴り技を行い、初級者による基本3の型、中級者による約束組手、上級者による平安五段を行い、最後に少年訓を全員で大きな声で言って演武を終了しました。
 大勢の人が見守る中、緊張しながらでしたが日頃の稽古の成果が発揮出来た演武会となりました。


福島師範代、九州へ旅立つ

この度、私は9月中旬より九州支部設立に任命されることとなりました。九州の地に峰丈流の基盤を築き、皆さんと同じ「志」を共有する仲間を作るという目的の為です。
私が峰丈流に入門したのは高校一年生の秋でした。当時はまだ道場名が「峰丈流」ではなく、「山田道場」と呼ばれていたころです。道場には恐ろしくも頼もしい先輩方がゴロゴロ居て、「打撲・骨折は当たり前」。宗家代行のお二人がまだ一般稽古生だったころです。そんな中で稽古をしていくうちに、元々気が小さい私は組手が大嫌いになっていきました。試合にも出ましたが、全て一回戦敗退。ほとんどが一本負け。傍からみればまさに「ビビりの困ったチャン」。
道場をやめようと思ったことも
100回以上あったと断言できます。ですがやめられませんでした。今までの人生で何一つ満足にやれたことが無かった私は、「今逃げたら一生逃げることになる。逃げ癖がついてしまう。」「せめて結果らしい結果を出してから、やめよう」と、自分を無理やり納得させました。
何より強い先輩方・先生がやっている「空手」が大好きで、憧れでした。そして、先輩や宗家
(当時は峰丈先生)もなぜかこんな弱い自分に目をかけてくれ、それが厳しくも温かく、嬉しかったのです。
「強くなりたい。空手も。心も。」
それだけを強く思い、高校を卒業と同時に内弟子に。そこでは実に沢山のことを学ばせてもらいました。「自分の成長のためには自分を追い込むこと」「高い志と夢を持つこと」「自分の『
(しん)』と『(しん)』を成長させるためには『(しん)』を持って『()』を押し忍ぶこと」「難しくて面倒な仕事こそ自分の力になること」
そして面白いことが起こったのです。そういった直接空手の技術とは関係ない物を学ばせてもらっていくうちに、徐々に空手でも結果を遺せる様になってきたのです。この時気づきました。強さとは『前向きな時の自分らしさ』『生き生きと輝いて生きる』であると考え至りました。「(自分には何の得にもならないのに)なんでこんな事やらなきゃいけないんだ」という考えが「(これを頑張れば誰かが笑顔になれる)やれるだけやってみよう」に変わった瞬間が確かにあったのです。
そしてこの
10年間、自分なりに学んだ峰丈流の理念、「自分が自分らしく生きるために」「自分を自分らしく活かすために」「志高い社会を目指して」を、自分の受け持つ稽古生に伝えようと頑張ってきましたが、これの何と難しいことか…教えるよりも教わることの方が多い始末。長年やっているのにいまだに試行錯誤の毎日です。
今私が峰丈流で頑張れているのは指導していただいた宗家、総括本部長、宗家代行、師範、師範代達、そして大勢の指導員、稽古生たちのお陰だと確信しています。私の周りにいて気づかせてくれた全ての人間に、感謝しています。本当にありがとうございました。
その恩返しが出来るよう、九州でも沢山の仲間を作りたいと思います。ご協力の程、よろしくお願いいたします。
総本部師範代 福島拡和