平成19年03月号 91 峰丈流 護身武道

寒の戻りも後わずか…かな?インフルエンザも流行っているようです。皆さん体調管理はどうですか?季節の変わり目は体調を崩しやすいので、よく寝、よく食べ、よく稽古しましょう、うがい、手洗いなども忘れずにしましょう。

押 忍

4月の行事予定
4月 1日  「直伝U」
7日  「帯研」
15日  合同稽古
18日・25日  上伊那地区 「キャラバン・スクール」
21日  「帯研」
22日  本部「審査会」
28日  山梨支部「審査会」
29日  岡谷・塩尻地区「審査会」
30日  「審判講習会」

中大塩保育園「護身術」セミナー
 2月6日、中大塩保育園にて「護身術」のセミナーが行われました、宗家率いる本部指導員5人で中大塩のお子さんの居る保護者を中心に、「護身の心得」から「技術」まで一時間という短い時間ではありましたが、保育園の園長さん始め保護者の方々の協力でとても良いセミナーになりました。
保護者の方の中には積極的な方もおられ、「こんな時どうしたら?」「子供の力でも大丈夫?」など沢山の質問を頂き、宗家の丁寧な指導に聞き入っていました、宗家は「護身とは予防する事」とよく言われます、そういう状況にならない為には、「どうするか?」が大切だそうです。

機会があれば会員のみんなや保護者の皆様も参加してみてください。

☆幹部・稽古生「伊勢参り」珍道中?☆

2月12日総本部幹部・一般稽古生にて、「伊勢神宮参拝」に行きました。天気もとても良く、皆良い笑顔で帰りはとても清々しい気分になりました。年末にはお礼参りも計画しており、今年一年頑張った成果を報告しに行きたいと思っております。



☆本部・本部二次・岡谷地区「審査会」☆
【2月18日】総本部にて進級審査会が行われました、審査には、原宗家代行を招き午前の部、午後の部と一日がかりの審査会でした、級が進むにしたがって緊張感が増し、いつも通りの稽古の成果が出せてない稽古生もいました、昔は飛び跳ねて遊んでいた子供たちがいつしか空手が好きになり真面目に審査を受けている姿は指導員として、とても嬉しい、頼もしい限りです。
【2月25日】塩尻・堅石公民館にて、飯田・原道場進級審査会が行われました。今回も10級から準初段まで全ての級位による幅広く内容の濃い審査会となりました。中でも準初段に挑んだ2名は、伊那・高遠支部に所属している小学生で、普段と違う環境に動じず、しっかりとした審査内容でした。
【2月24日】総本部にて二次進級審査会が行われました、二次審査も本審査同様緊張感ある審査でした、昇級審査に合格したみんなも、これから昇級するみんなも、毎日の稽古が大事です、毎日の稽古を怠らないように万全の姿勢で審査を受けるようにかんばってください。

NEW「武芸者」
白鳥 颯太郎 所属道場:上伊那支部 高遠教室
僕は、準初段になってこれから三つの目標を持って空手のけいこをしたいと思っています。一つ目は、下の級の人や小さい子に教える時、やさしく、わかりやすく教えられるようにしたいです。二つ目は、基本技、立ち方のやり方を直したいです。僕は、たまに立ち方が、足先がひらいたり、体がかたむいたりすることがあるので、きちんと立っていられるようにしたいです。基本技は、ひき手が出来てないので、しっかりひき手をひき、小さい子にもかっこいいと思われるようになりたいです。三つ目は、僕は少し集中力が無いので、見る所を決めて、そこを決めてつく、けるなどの技をするようにします。この三つのことを、これから頭にいつもおいて、けいこして、初段を目指したいです。
池上 拓也 所属道場:上伊那支部 高遠教室
僕は小学校一年生の時に峰丈流に入りました。五年間続けてきました。そして今回準初段を取る事ができました。これからも峰丈流の稽古生として武道精神を持って技を磨き力を付け頑張って行きたいと思います。宗家、先生方、皆さんこれからもよろしくお願いします。
                                     押忍

☆宗家「武道論」☆

前回に続いて宗家から一言、前回までは「口頭直伝」としていましたが、今回からは「宗家武道論」と称して、宗家のお考えをお聞きしたいと思います。 押 忍

今回は「心構え」について語りたいと思います。

まず「武道」を志す者にとって大切なことは「自分を大切にする」事。それは自分の「心と体のバランス」を保つということだ。私がよく口にする「調和」のことである。

二月号にも書いたが、『活心術』とは「自分が活きることにより人を活かすことが出来る」・「自分が自分らしく活きることが人のためになる」。つまり、「自分の目標、目的が多くの人達を活かすことにつながる。」これを『志』というのだ。逆に、自分の目的を達成する為なら、手段を選ばず、人を踏み台にしてでも自分がはい上がる、また欲しいものを手に入れる。これは『野望』だと私は思っている。

私は常日頃、先人たちの教え「心・技・体」を意識して稽古に入る。「努力・精進」してこそ自らを見つめる「武道」に触れることが出来るのではないか。『精進』とは「一つのことに精神を集中して励むこと。一生懸命に努力すること」とある。「心・技・体」の意識の仕方とは「心は静かに培い、体は激しく鍛え、技は基本に忠実にかつ頭を使え」私の尊敬する先生のお言葉です。
現代の子供たちにとっては可愛そうな時代だと思う。習い事を重複して何一つ完璧に身につけることも出来ず社会の歯車のひとつになろうとしている。聞いた話だが「日本の教育は全ての生徒を平均的に出来るよう教育する。欧米では、出来ない分野を平均値に引き上げるのではなく、出来る分野をとことん伸ばす。だから欧米には天才が多く育つ」と。私は勉強が嫌いなため「塾」すら行った事がない。しかし「武道一筋三十五年」に生きてこれたことに今感謝している。大切なことは「今の自分を信じること」。そして自ら進んで苦労を学ぶこと。努力は必ず報われる。                               
押 忍。
活心術 峰丈流護身武道   宗家 山田 峰丈